2010年11月7日日曜日

熱海10年7月

もう冬ですが、夏にいった熱海日帰り旅行の写真を載せていきます。
今回は32枚と結構な量です。

さる日、友人(男)に熱海へ行こうと誘われました。
友人はラブプラスという名の彼女持ちで、私はちょうどiPhoneを購入していたのと、ARのお仕事をしていた事もあって、お互いに熱海でやっているラブプラス連動企画&ARには興味がありました。

…あと、熱海は古い町なので、廃墟好きな自分の懐古趣味を満足させてくれるんじゃないかという、町にしてみれば失礼な動機もあり、
よし行こうという事になりました。

長崎旅行以来の東海道線に乗って一路熱海へ。


到着。
さっそく友人は観光案内所で、スタンプラリーの紙を貰ってきました。貰うにはラブプラスの起動画面を見せないといけないという。
いきなりハードル高いなおい。


海に面した坂の町なので、坂を下ればすぐに海が見えます。
遠くに見えるのは初島。


大量のホテル。さすが観光地。


この日はよく晴れており、波も穏やかでした。


海岸。まだ7月で海開きしたてなので、最初はそんなに人はいないかな? と思ったら……


いや結構いるんじゃないか? テントが目立ちます。


まずはARやってみたいなーということで、マーカーがあるという場所にやってきました。でもそれらしきものは一切見当たらず…。

ビーチにある別の観光案内所らしき建物の前に、巨大ARマーカーがあったので撮影テストしました。しかし撮影→静止画を認識→表示という構成なので、認識出る絵が撮影できるまで、何度も取り直し……精度低すぎやしないだろうか。しかも衆人環視な場所で。
ひどく難易度高いぞこれ。。


とりあえず、その建物内で、最初のスタンプをゲット。


続いてはホテル大戸屋へ。


2つめゲット。


老舗って感じのホテル内に、ラブプラスののぼりが……。
ホテルの本気を感じた。

さて、ここで外の暑さにやられて、かき氷が食べたいと進言。
ロビーのラウンジで扱っていたので、購入して小休止することに。


でかっ!!!
ボウルのサイズの3倍ぐらいはある量が出てきた……。
凍えながら食べました。


その間、友人はARで彼女といちゃつきます。
なおARマーカーは私が印刷してクリップボードに挟んでこさえたものです。マーカーはもっと大きい方が良かったみたい。


続いて熱海港の乗り場で3つ目のスタンプゲット。


ケーブルカーに乗って、山の上へ。
あいじょう岬に到着。
リアルカップルが沢山いましたが、ここでARマーカー登場。どこまでコナミはハードル上げていくんでしょうか(さすがに見送った)


まぁ自分は風景の撮影も兼ねているので、絶景が取れれば満足。


ここで4つ目のスタンプゲット。もう半分超えた。


有料の名物秘宝館を華麗にスルーして熱海城へ。


スタンプ5つ目。あと1つ!


ここで友人はラブプラス商品のおみやげを買っていました。
結構な売れ行きだそうで。写真は未開封のお宝。


城も有料なのでスルーして、裏手に回ります。


この断崖絶壁を撮影したかったからですが、


そこにあったテラスでもARを発見。
ほんとうにいたるところにあります。
なお肖像権に配慮して、友人が映っているラブラブなAR写真は残念ながら掲載を見送っております。
力作揃いですが残念。


山を降りつつ、展望台があったので撮影。
水平器がないのでやや傾いてますが、お気に入りのショットです。
会社で壁紙にしてました。


で、熱海城とは駅を挟んで反対側という、無茶な位置にある最後のチェックポイントの神社にやってきました。


いい感じの由緒ある神社ですが……


違和感……ッ! なんという違和感……ッ!


ともかく、スタンプラリー制覇。やったぜ。


お幸せに。


その後、アホみたいな傾斜の階段を下りて、


温泉に立ち寄って疲れを癒し、


駅前に戻って商店街を見つつ、旅恒例の猫写真を撮影して終了。

熱海は起伏があって、昭和の香りも所々あり、中々面白い場所でした。もっと猥雑なイメージがありましたが、そうでもなかったので、案外のんびりできるかもしれません。

最後に温泉でのやりとり。
自分)こっちのお湯熱っ!(2種類の湯船があった)
友人)そう? ちょうどいいよ。(泳ぐ)
番頭)すいません、温度調整してなかったです。熱かったでしょう?
自・友) ( 'A`) ('A` )

2010年10月19日火曜日

足尾銅山10年5月2日

気が向いたのと、写真がたまってきたので旅写真を掲載します。

さて、長崎旅行が終わったあとの5月。
東京から日帰りで行ける、見ごたえのある廃墟となると、その時点で思いつくのは「足尾銅山」でした。
いわゆる鉱山系廃墟というのが未経験だったのと、内部に入れずとも外で十分楽しめるだろうという考えから、思い立って行ってみました。

足尾銅山は、実は日光やいろは坂、中禅寺湖から南西の方にあります。
もちろん山を挟んだところにあるので、アクセスはほぼなく、国道122号線でのみ繋がっています。
実際行く方法は、群馬県桐生市相生駅などから、わたらせ渓谷鉄道というローカルなディーゼル鉄道で向かいます。









わたらせ渓谷は御影石の産地だそうで、川の岸辺には真っ白な石が大量に転がっています。



そして終点の間藤駅に到着します。
足尾銅山はわたらせ渓谷鉄道の最も奥にあるのです。



さっそく、間藤から足尾銅山の精錬工場までの間にかつて通っていた廃線路の上を歩きます。
途中、水が流れていて枕木が沈んでいるなど、歩きづらいところはありますが、どうにか進めます。



歩きぬけると、川を挟んで反対側の禿山が見えます。
線路の脇は国道が併走しているので、単に歩きにくい道を使ったにすぎませんが…。



工場が向こう岸に見えます。大煙突がすばらしい。
でも……鉄骨のやぐらが解体中なのか見えない……。



超解体されてるーーー!
様々な廃墟好きが写してきたシンボルですが、タイミング悪く寿命が尽きたようです……。



ここでも、長崎の経験を生かしてお墓を探すと、やはりちょうど見晴らしのいい丘に墓地がありました。
ちょっとお邪魔して撮影。






なんかどぼどぼ。




こちらはおそらく、急な大雨で流出する土石流などを逃がすためのものと推察。すごい角度があります。



どんどん終点駅から先へ進んでいくと、砂防ダムが見えます。
手前に公園があって、帰り際に立ち寄りましたが省略。
工場を見るだけ見たので、もう1つ狙っている絶景スポット、日本のグランドキャニオンと言われる松木渓谷へ侵入します。
この先、車は通行止めのゲートがあって進めません。



公害で木々が生えず、岩山だらけなので、すごい光景です。



確かボタ山と呼ばれる、コークスだか何だかとりあえず要らないものの山だったような。



進んで右手側。結構な距離を進んでいます。本当にぺんぺん草しか生えてないような光景。5月でこれですから本当に不毛な土地です。



正面。
左は石の山。



ここにはかつて村がありました。しかし公害で無くなってしまい、残された跡はこの碑のみです。面影も全くありません。この構図は有名で教科書にも載っていたような気がします。



茶色い世界。



コスモキャニオン。



あの山が途切れた先が、本当の見所らしいんです。
でもここまで来るのに山道を数キロ進んでいます…。



そして行く手を挟む土砂崩れ現場。
白い帯はガードレールです。
道なんてありません。。

で、その上を進もうかと思ったんですが、予想以上にガチで崩れていて、一歩間違えば滑落しそうな場所でした。
ただそれでも行く人は行くようで、3~4人の方が奥から戻ってきていました。

私はといえば、ついででやってきた軽装備なのと、崩れそうな岩の上を歩けるような登山靴ではない単なるシューズなので、
数歩ほどクライムしてみましたが、あまりに足元に自信が持てないので断念して引き返すことに。いのちだいじに!

でもいつかリベンジしたいですね。



そんな感じで、今回の旅は終わりました。
本当はもっと色々回りたかったですが、足尾はとても広いので、1回では攻略できません。その上、渓谷の行き帰りで相当時間が掛かってます。
奥が深い足尾。ぜひ他の方も訪れてみてください。
※食事する場所は基本ないです。。