2009年9月23日水曜日

最近、ちょっとした機会に旅に出ることが多くなった。
元々街並みや風景を眺めるのが好きで、
目が悪くても普段は裸眼の私が、殆ど掛けない眼鏡を購入した理由は、単に遠くの景色を楽しみたいが為だったりする。

ブログを全然更新しないので申し訳ないが、ココ最近の移動距離の順でいうと、
・早稲田通り~目白通り~明治通りをぐるっと1周。
 →【計3km程 午前7時】
・自宅からとりあえず北へ気が向くまで歩いて折り返す散歩。
 →【計6km 午前5時】

・早起きしたので、お台場ガンダムを見に行く。
 →【片道40km程度 午前8時】
・ついカッとなって、秩父の御花畑(駅)で芝桜を眺める。
 →【片道50km程度 午前8~12時】
・海が見たくて、江ノ島行って江ノ電乗って鎌倉の鶴岡八幡宮でお参り。
 →【計110km程度 午後3~10時】
・実家の新潟まで、鈍行で赤羽~高崎~水上~長岡~新潟と電車の旅。
 →【片道300km程度 午後8時~高崎で泊まり~午前7時~午後2時】

とまぁこんな感じ。全て半年以内だから、最近のブーム?であることが分かる。
ただ車を持っていないから歩くか電車移動ぐらいしかできないため、そこまで変な旅はしていない。
(そういえば、徒歩と電車以外は江ノ島~江ノ電間のバス移動しかない。駅から実家までは2~3キロ歩いて帰った)

でも私としては移動先より、移動中の景色の移り変わりを楽しんでいるので、「移動すること」自体が目的だと言えるのかもしれない。
時間を掛けて移動するというのは、逆に言えば自分の住んでいるところから、それだけ時間がかかる場所にいる訳で、それは世界の広がりをより深く体験することができる。
「距離=速度x時間」という公式はすなわち、「ゆっくりした速度で進めば、2点間の距離をじっくり時間を掛けて味わえる」ということに他ならない。

先日、東京~新潟間を7時間かけて移動した私は、1秒に12mの速さで進みながら、関東平野の広さや、谷川岳の雄大さを感じて、日本でこれだけ広いと感じるんだから、地球はマジで広いぞおい、などと思ったりしつつ、手に持ったアーサー・C・クラークの「都市と星」を読みながら宇宙にも考えを馳せるという文学的なことをしていたりした。
まぁ本は面白くなかったけど。

でも実は一番楽しかったのは、水上駅から見えた寂れた観光地と廃墟のホテル群につい惹かれて、途中下車までして、町内を歩いて一周した廃墟巡りだったりする。
あの人気の無さと廃れっぷりはぞくぞくした。やばい。
今度はカメラを持って旅をしたいな。

2 件のコメント:

  1. 久々の投稿だな。いつ覗いても、から揚げだったさ。できれば、俺も新潟に帰りたかったが、またの機会だね。
     旅はともかく、廃墟好きはなかなか興味深い趣味だなw

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  2. やぁ。入れ違いで帰ってくると聞いていたが、結局帰らなかったようだね。あっちの夜は寒くて鼻かぜ引いたわ。
    廃墟好きなんて恥ずかしながら今時ポピュラーすぎるサブカル趣味だよ。

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