5日目早朝。午前5時ぐらい。
今回の旅第2の目標、そして最大の目標である、
廃ホテルへの突入を行います。
あまりにも有名な場所なので詳しいことは省きますが、
いわゆる聖地と呼ばれる廃墟です。
ですが当然正規ルートは使えないので、前日に収集した情報を元に、
完全にアウトドアな山登りを決行しました。
ちなみに私は動きやすくて目立たない服装、
山登り用の本格的なバックパック、
あと軍手と水などを装備するなど、かなりガチな用意をしました。
それぐらいで行かないと、本当に危険なので、
安易に真似しないでください。あと見つかるとアウトです。
で、なぜそんなに念を押すのかというと、
私が通った道が閉鎖された廃道で、
当然使われていないので落ち葉が積もって道が埋もれているわ、
そもそもとんでもなく急な傾斜なので、
匍匐前進したりロープをたぐって登る必要があるなど、
閉鎖しなくてもハイキングでは使われないであろう険しい道だったからです。
落ち葉で滑りやすい上、滑って転んだらこの傾斜なので、間違いなく滑落して大怪我です。
ですので、登りも下りも写真は一枚もありません……。
その代わりこの道は人に見つかる心配がほぼ無く、
苦労した甲斐があって、無事に目的地へ到着しました。
人生初の、生の廃墟への訪問です。
マヤカンの姿あらわる。裏手なので、表に回ります。
正面玄関。
1F内部へ。明らかに意図的におかれたイスがお出迎え。
入ってきたところ。
ホールその1。
神戸の廃窓から。
廊下。
外階段を上り、
2Fへ。
2F大ホール。この赤いソファはどこから持ってきたんだろう?
空中庭園的な。柱が素敵。
正面玄関脇の壁の絵。ボロボロの廃墟にあって綺麗な絵がとても印象的。
鳴らない電話。
有名な構図ですね。
割られた壷。割れれる前を知っているので、非常にショック。
壊さない、動かさない、持って行かない、持ち込まない。これ廃墟四大原則!
とまぁそんな感じで、本当はもっと大量に探索して撮影して、地下階も明かりが少なくて怖かったけど全部踏破してきたんですが、ブログなのでこの程度にしときます。
ひとしきり堪能しきったので、またあの道をたどって麓へ帰ります。
帰り道入り口。
憂鬱だわ……。
そうしてどうにかこうにか無事生還を果たしました。
麓には桜が咲いていて、疲れが癒されるよう。
この時点で午前10時ぐらい。
旅の目的をほぼ達成し、あとは夜景を撮影するだけです。
しかし、そこには大きな落とし穴が……。
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